一般社団法人 中央調査社 が公開している「人気スポーツ」調査(http://www.crs.or.jp/data/pdf/sports15.pdf)によると、フィギュアスケートは「関心のあるスポーツ」として野球、サッカー、テニスに次ぐ4位だそうです。
また「最も好きなスポーツ選手」の調査でも、フィギュアスケート界からは浅田真央さん、羽生結弦さんの名前がランクインしています。
フィギュアスケートは今や国民的な人気スポーツと言ってよいでしょう。
では、フィギュアスケートのゲームはどのくらいあるでしょうか?
他の人気スポーツである野球やサッカー、テニスなどのゲームは、パッといくつもの有名タイトルが思い浮かびます。しかし、フィギュアスケートのゲームについてはどうでしょうか?
実際のところ、フィギュアスケートを題材にしたゲームはいくつもあるのですが、内容がミニゲームだったり、ルールが簡略化されすぎていたりと、きちんと「ルールを再現した」と言えるゲームを見つけることはできませんでした。
もちろん、それぞれに面白さはあるのですが、フィギュアスケートの魅力はしっかりとしたルールに基づいてこそ表現できるのではないか、との想いがありました。
本格的なフィギュアスケートゲームが世の中に無いなら作るしかない。フィギュアスケートファンが「これは!」と満足するゲームを作って世に送り出したい。そうした想いから『フィギュアスケートあにまるず』は生まれました。
何故ルールを細かく再現したフィギュアスケートゲームは無いのでしょうか。
その理由の一つに、フィギュアスケートの採点ルールは他のスポーツに比べてあまり知られていないというのがあるかもしれません。
例えばジャンプひとつとっても、アクセルにルッツ、フリップ…などの種類があり、それぞれに基礎点が設定されています。また、演技中には様々なジャンプを跳び分ける必要があります。
しかし、こういった細やかな採点ルールこそがこのスポーツの醍醐味でもあります。
こうした要素をゲームで表現し、楽しんでもらうためにはどうすればいいのか?
本作『フィギュアスケートあにまるず2』では、詳細な採点ルールを再現しつつも、深い知識がなくても誰でも手軽に楽しめる「育成ゲーム」を目指しました。
スケートの演技構成は、自動でオススメ構成にすることができますし、慣れてくれば自分流にカスタマイズすることも出来ます。あにまるスケーターたちの練習風景を眺めているだけで楽しいかもしれませんし、コーチとスケーターの師弟関係に思いを馳せてみてもいいでしょう。
これは現実のフィギュアスケートを観戦して楽しむ人が、それぞれのスタイルで楽しんでいることと似ているのかもしれません。
『フィギュアスケートあにまるず2』を通じて、フィギュアスケートの魅力がより多くの人々に広がっていくことを願っています。